2016年4月20日水曜日

モルディブの出来事①

今でもダイビング好きにはたまらないモルディブ。勿論、リゾートとしても今も多くの若い人に人気なとこですよねー。今はスリランカ航空が就航しているから結構快適にいけると思うんだけど、昔はそりゃ大変!エアランカ航空(今は無い!)しょぼい飛行機で成田-バンコク-スリランカ-マーレー(モルディブ共和国)というルート。ドアtoドアで22時間もの長旅。そして最後のとどめはマーレーから目指すリゾートアイランドまでモーターボートで飛ばしても長いとこで4時間もの船旅。こんな大旅行の中でハプニングが起きたのであります!。私が目指したのはモルディブ環礁の最南端に位置するリゾート。あの海の青さが写真以上にきれいなところです。こんなところを目指し出発!。
何せ異常ーに長いフライト。ずっと座っているわけにも行かず、飛行機の中でお散歩。するとどうしたことでしょう!ほんの先程まで接客していたキャビンアテンダントが床にカーペットを敷き、お祈りタイムが始まってしまいました。(イスラム) この間は接客中止! 今は無いでしょうがこの姿はフライト中、数回にわたりお祈りを見てましたけど、まさかパイロットもやってんじゃねーかー?と心配になった事を覚えています。確かこの当時はフライトとリゾートを旅行エージェントから購入。ただし添乗員も現地案内員もおらず、勝手に行って勝手に帰って来い。こんな感じでした。今のルールと違い、途中自分の荷物の確認などもしなければならないような、海外初めて組にはチョー難関パッケージ。
それでも最終フライトを終え、飛行場から船着場。そして目的のリゾートの名が書いてある看板を目指し無事乗船とあいなり、波も穏やか、4時間掛け無事到着......。チェックインを済ませ、即ベッドにダイビング。爆睡状態に入ろうとおもったらー。『トントン、トントン』ドアノックの音。くっそー!起こしやがって!寝起きは機嫌が悪いんだぞー! 『大変申し訳ないのですが、どうかフロントまで来て助けていただけませんか?日本人の方ですよねー?』 日本人と聞いた時にイヤーな予感がしたけど半分寝ぼけたまま出動.....。フロントの前に半分泣き顔の日本人の女の子が.....。
『どうしたの?』 
『私わからないんです....。』
わからないって、あんたがわからなけりゃ、みんなわかんないでしょーに.....。答えはスタッフに聞いたほうが早かった。
『この方の予約が無くて、説明をしているんですが言葉も通じないんです!』
『渋谷さん(仮称)、あなたが予約した際の紙持ってる?』 
『はい、あります! これ.....。』
『フムフム近畿日本ツーリスト 渋谷支店..............エっ!渋谷さん!この予約はこのリゾートじゃないよー! 北環礁の真逆だよー! なんで間違っちゃったのー?』
『だって日本人の後ついていけば間違いないと思って....。』 みんな同じところに行く訳無いでしょ!ったくー。  


このあとフロントと交渉合戦。 
空き部屋はある?よしっ!。 
お金が間違いなく貰えればいいんでしょ?よしっ!
近畿日本ツーリストの渋谷支店まで国際電話!(電話代は渋谷さん、あんた持ちなさいよー!)
結果業者からホテル口座への送金確約。
ふーっ。 お疲れ様でしたー。っていうことで全て完了?。


女の子の一人旅もいいけど、度胸だけではねー。  
実はこの渋谷さんが、この私でさえも足元にも及ばないハチャメチャ振りを繰り広げます。
(このストーリーはすべて事実にもとづいていまーす。!)
モルディブの出来事②へつづく